「ワークスアプリケーションズ」のインターンに参加した時の話
就活準備シーズンですね。最近Twitterの広告でここのインターンの広告が流れてくるようになったので。
ワークスインターンって?
なんとインターンシップに参加すると、何十万というお金と内定パスが貰え、年間4万人が参加するという、就活始めた人なら誰でも知ってるレベルのインターンシップです。なんか最近は映画化したとか。
私も以前に参加し、結果としては内定+賞金を頂くことができました。
インターンシップ参加前の選考の段階で「選考課題内容の漏洩をしない」という誓約をしているので、選考内容については触れることができませんが、パスホルダーの視点から、かるーく感想やポイントみたいなことを紹介しようと思います。
ちなみに大学1回生でも2回生でも参加出来ちゃうので、就活生の方もそうでない方にもこのインターンをオススメしたいと思います。
参加して何を得たのか?
お金
20日間参加して約30万(内定パス取得者)頂いたので、日給約15000円でしょうか。アルバイトだとかなり割の良い部類。
内定
同期の友達の中で僕が最速でした。ワークスより志望度の低い会社はエントリーしなくてよくなるという時間的・精神的な余裕が生まれました。
ただし、この安心感から来る甘え(もうワークスでいいかな…的な)もかなり酷かった(個人的感想)
就活をするときの物差し
参加するまでは、ネームバリューや収入面でしか企業を値踏みしていませんでした。(そもそも参加前は余り就活準備を進めていなかった)
インターン参加後で一番大きかったのは「働き方」という物差しが加わったことでしょうか。
その他にも就活に有利になるような情報は多く得れますし、何より参加者のレベルが高く熱心な人が多いです。毎日交流の機会はあるのでここで得られる仲間は今後大きな財産になります。(ワークスや就活と関わりがない今ではたまに連絡取り合うくらいですが…)
就活でそれなりに評価される
このインターン、そもそも参加するまでにかなり絞り込まれるといいます。(1次選考で9割落ちるとか)
そこから更に内定パスを貰える人が選考され最終的に残る人は1会場に数十人。
先述の通り、就活生ならほとんどみんな知っているので、インターンの参加経験などを話す際ワークスのパスホルダーだと言う話をすると、人事や他の学生に大抵注目されました。
決してステータスだとは言いませんが、自分の能力の証明としてある程度は通用する経験になると断言できます。
能力
人によるかと思いますが、私にとってはこれまで全く取り組んだことが無いことに、全く新しい手段で取り組むということを経験しました。
新しいことを始めるということで多くのことを学びます。特に就活界隈では頻繁に耳にするロジカルシンキングという、最早形骸化したような考え方に対して、論理的思考では到達出来ない/論理的思考の限界というものについても触れました。
全く新しい物を作り出すということがどういう物なのか、この視点を得れたことが個人的には大きな収穫でした。
参加して何がつらかったか
20日間は思ってる以上にしんどい
ワークスインターンは20日間もあります。だからこそこれだけの報酬があって、能力も身につくのだと思いますが…
しかも内容もそれほど易しい物でもなく、頭使いっぱなしですし、流石に途中でかなり精神的に苦しくなります。
私が参加した会場ではチラホラ辞退者が出ていました。(1週間過ぎた後くらいは誰も辞めなかったけど)
ただ体感的に時間が過ぎるのは早かったです。それだけ集中出来てたのだと思います。
耳が痛くなるくらい同じことを言われる
これは、インターン期間中は「もうそれはいいですよ…」ってくらい聞かされたので正直つらかったのですが、それだけ言われても徹底できてないんだという裏返しでもあると思います。正しくは徹底したくても出来ない。でしょうか。
パス取った途端冷たくなる仲間
うん。
総論
時間が有り余っていて就活のスタートダッシュをかけたい人にはかなりオススメできる内容でした。
自分は参加する前は「うわ〜意識たか〜い(笑)」みたいに斜に構え、報酬目当ての参加だったのですが、出来る人はマジで出来るし、それを目の当たりにして、結果的に自分の人生変わったくらいの衝撃があったのも事実です。
参加までも参加後も狭い門ですが、それなりのリターンはあります。
ポイントについては感想の随所に散りばめる感じになってしまいましたが、守秘義務があるのでこれが限界です。
しかし映画化かぁ…すごいなぁ…