モノブログ

モノブログ。自分の生活の中で役に立ったモノゴトを紹介していくライフハックブログ

1ヶ月で積読を30冊減らせた!もっとたくさん本を読むための"速読"と"読書管理法"

f:id:bmonori:20161024021407p:plain

先日のAmazon Primedayでたくさん電子書籍を買ってしまった…

 

 

積読とは

積読とは、読んでない本がドンドン溜まっていってしまっている状態のことです。

自慢ではないのですが、私は本をかなり買うし、かなり読む方だと思います。

しかもジャンルも幅広くビジネス書から小説、トレンド雑誌、マンガ、参考書、最早なんでもあり状態です。

特にKindleでデジタル書籍を読む様になってからはこれがかなり加速する様になりました。といってもデジタルで読む本はある程度限ってはいるのですが。

こんな記事タイトルで煽っておいてアレですが、個人的には積読自体は別に悪いことではないと思っています。(お金に余裕のある人なら)

積読を減らす」ということは「たくさんの本を読む」こととほぼ同義であると思います(物理的に積本を消さない限り)。これには大いに価値があります。

 

考えられる積読の原因

まずは、セオリー通り原因の方から解消を図ってみましょう。

これも実は色々な原因があると思います。

パッと思いつく限りでも

  1. 単純に本を買いすぎて、読むのが追いつかない。(物量敗けタイプ)
  2. そもそも本を読む時間が十分に無い。(忙しい人タイプ)
  3. 内容が難しすぎて、読むのを断念してしまった。(背伸びしちゃったor読書不慣れタイプ)
  4. 購入後、読む気が失せた。(意思が続かないタイプ)

 

3に当てはまる人はこれらを応用して、きちんと段階を踏めるようにレベルを下げた本をたくさん読めば解決できるかもしれません。

4に当てはまる人は、その本の属するジャンルに興味がないのか、そもそも読書をする気になれないのかで、アプローチは変わってくるでしょう。

本を読むのが、苦手なのに本を積んでしまう奇特な方はまず薄い本(いやらしい意味ではない)から始めて、しばらくしてからこの記事を参考にして頂ければな、と思います。

 

また、初めに白状しておくと自分はこの記事で紹介することを行っても相変わらず読む本には困らない状況です。

ですが、1ヶ月あたり読む本の量が格段に増えました。この記事は厳密に言えば積読を減らす方法ではなくたくさんの本を読む方法についての記事です。

広く本を読む人にとっては積読なんてお金を払ったか払ってないかの違いだけで世に出てる本は全て積読みたいなものだし。(大袈裟)

 

対策

事前的な対策として、一番良いのは、必要以上に「本を積まない」ことです。

これは「本をたくさん読む」という点でもあまり良いことがありません。

詳しくは後述しますが、必要となってから本を手にすれば良いだけの話です。

 

同時に複数の本を並行して読む

勘違いしないで欲しいのは「1冊の本を読み終わってから、次の本へ手を出さなければならないなどという義務はない」ということです。

このような先入観から積読=悪といったイメージが生まれているのでは、と思います。

「そんなの際限なく読む本が増えるやんけ!」という方は下記の「タグ管理法」の項へどうぞ。

 

むしろ、複数の本を同時に読み進めることによって読書の理解が深まったり、モチベーションの維持に役立つのです。

読書を再開する際に、前回の中断部分までの内容を思い出すという行為は記憶の定着や情報の整理を行うことに繋がります

手元に自分の興味がある本を複数置くことで、集中力が切れた時、飽きてしまった際にすぐに次の興味へ移せるようにしておくと、気付かずに読書の時間は増えていたりします。

 

読むべきところ以外を斜め読みで速読(速度を変えて読む)する。

本を読む最終的な目標とはなんだと思いますか?

もちろん、本やその人によってそれは異なるかもしれませんが、「内容の理解」というのは共通目標なのでは、と思います。

 

基本的に、ビジネス書やこの記事の様なノウハウ文章は

その文章で最も伝えたい「主張(提案)」、そしてその主張をする「根拠」、そして更にその主張や根拠に具体性を持たせサポートする例示(データ)、といった構成になっているものが多いです。

この中で、私たち読者が最終的にキャッチしなければいけない部分は「主張」の部分のみです。

それ以下の部分は私たちが納得や理解をしやすくするためのパーツでしかありません。

全文を一定の速度で読む必要はないのです。ただし、上記の構成を意識して読み進める様にしてください。

「ここは読むべき所だ」「ここの理解は難しい」という箇所はゆっくりと読む。

「ここの理解は易しい」「ここのデータは読まなくてもわかる」という箇所は流し読むといった風に読む速度を変えながら読みましょう。

 

では、どの部分が「読むべきところ」なのでしょうか?

大部分の本は「見出し」や「字の装飾」などで重要な情報を強調してくれています。

先に目次や見出し、語句の強調に目を通し、全体像を把握することで詳細が頭に入りやすくなってくるので、必ず行うようにしましょう。

 

こちらも参考にどうぞ

www.monog.top

 

 

積読を未然に防ぐ!タグ管理法

個人的な偏見ですが、積読をしてしまう人に多いと思われる共通点は「興味が分散している」ことじゃないかと思います。

上で紹介した並行読みを実践するにしても、流石に並行出来る本の数というのには限度があります

なのでやはりある程度は読む本にも優先順位や取捨選択する必要があるわけです。

 

オススメしたいのは、購入した本にすぐにタグをつけてしまうことです。

ラベルというのは、簡単にその本の内容を分類し、いくつかのジャンルに分けてしまうことです。

例えば、夏目漱石のこころを購入したとすると、それは小説というジャンルに振り分けます。

 

ブクログなどのWEB本棚サービスを利用するととても便利です。

booklog.jp

 

Kindleのコレクション機能でもいいのですが、タブレットやスマートフォン版のアプリ上では使用できても、何故かパソコン版ではコレクション機能を使えません。Amazon仕事しろ。

 

ブクログは使い方も簡単で、登録が完了したら上の検索ボックスに本の名前を検索すればすぐに出てきます。

登録する際に、カテゴリとは別に、こちらのタグスペースに分類を書いておきましょう

 

f:id:bmonori:20161024021425p:plain

 

そして登録したタグをどうするのかというと、同じタグの本は本棚に1つまでしか入れることは出来ない、タグの数は最大5つまでなどルール化してしまいましょう。

もし、同じタグにルールの数を超えた本を登録するのであれば、古い方の本は思い切って捨ててしまう、もしくはこれから読むリストから外してしまいます。だってどうせ読まないんだし。

そしてあなたがこれから読む本はこのタグの付いた本のみです。読み終わったらタグを外し、次の本を同じタグに入れて良いことにします。

こうすることで自分の読む本の範囲と、これから読む本の数をある程度絞ることが出来ます

 

価値のある本は何度も読む

一度の読書で全ての内容を頭に入れるということが、ほとんどの人にとって不可能だということに疑いはないと思います。

1回の読書に時間をかけるよりも、価値のある本は早く何度も繰り返して身につけてしまうのが一番良いです。

上記で説明したように見出しと強調を拾うだけでも本の要旨は掴めてしまえます。ここまでするとその本が自分にとって価値があるかどうかということは判断出来るでしょう。そういう本のみを再びタグの中に戻してしまうのです。

「積読対策の記事じゃないの!?」って思われるかも知れませんが、たくさんの本に目を通してタメになる物だけ取捨選択することでおのずと積み本の数は減っていくと思いますよ。 

最後に

 ラベル管理以外のほとんどは本の受け売りだったのですが、このように複数の方法を組み合わせた記事ってあんまりないと思います。

速読に関しても色々読みましたが「ページを画像として処理する」だとか「視野を広くする」だとか胡散臭い方法が多いです。

速く読むことに固執して本から得られるフィードバックを落としては本末転倒かと思います。